2012/08/08

怖い夜

怖い話も心霊番組もホラー映画も好きではないくせに
なぜか心惹かれてしまった『怪談えほん』シリーズです(岩崎書店)

「絵本だし、そんな怖くないからセーフ」ではなく、心から怖いです。
キャッチコピーに「震えて眠れ子どもたち」とありますが
いやいや、大人も震えて眠る勢いです。


…ということで、ありがたいことにお誘いをいただきまして
大変恐ろしげな『「怪談えほん」の夕べ』
というのに行ってきました。

いきなり大好きな「悪い本」の朗読からスタート。
昨年の衝撃の出会いから、何度読んでも怖くて良いです。
大スクリーンで観る吉田尚令さんの絵を
ゾクゾクと楽しんでいたのも束の間…

続いて始まった「いるの いないの」の朗読では、
あまりの恐ろしさに終盤は画面を見られず下を向いてしまう始末。

「腹の底から「こわい」をひきずりだす」
と紹介されてるだけあって本当にコワイ…。


そしてこの夜の主役…
宮部みゆきさん、京極夏彦さん、東雅夫さんが登場。

ここからさらに耳をふさぎたくなるくらいの
恐怖バナシが始まるのかと思いきや……
全くそんなことはなく、楽しいトークのはじまりです。

文字だけの世界で表現されている宮部みゆきさんと京極夏彦さんが
初めて向き合う「絵本作り」のお話。

企画から全て立ち上げた東雅夫さんによる、
このシリーズ誕生にまつわるお話。

最後にはスペシャルゲストとして、絵を描かれた
吉田尚令さんと町田尚子さんも登場して、
制作のお話から未公開の絵やラフまで見せていただき
とんでもなく贅沢で怖くて楽しい夜でした。

嬉しいポストカードのおみやげ。
飾ってみたらたちまち部屋が怖くなりました。

ちょうど今ブックハウス神保町さんで原画展も開催中だそうで
涼しくなりたい方にオススメです。